黒留袖
#選び方#マナー#着こなし
2024.02.26

黒留袖の必需品”末広”の使い方やマナー

結婚式で留袖を着る際には必需品となっている末広(すえひろ)とは扇子の一種です。「どういったものを選べば良いのか」「どう使ったら良いのか」、末広を扱う上でのマナーをご紹介します。

末広とは?どんなときに必要?

末広とは?どんなときに必要?

黒留袖を着用したとき、帯と帯揚げの間に挟むように差す「末広」。帯から2〜3cmとほんの一部が見える程度ですが、フォーマルな装いには必要不可欠なアイテムです。扇子の一種で、縁起が良いとされる末広がりの形から礼装用の必需品になりました。
末広がりとは「末が広がる」、つまり子孫繁栄という意味があります。

末広は扇子と同じ形ですが使い方が違っていて、広げて扇いだりはせず、挨拶の道具として使います。挨拶する際は胸元にある末広を手に持って立ち、お辞儀をしたら左胸に戻すというのが基本の動作です。 末広は表面に金色の紙、裏に銀色の紙が使われています。畳んだ状態で金紙の方を正面に向けて垂直に、または内側に少し傾けた状態で差し込みます。位置は、正面から見て左側が正解です。

末広は男女で色と柄が違う

ちなみに、男性がフォーマルな和装を着用する際にも末広は必需品で、色や柄などに違いがあります。
男性用の末広は、骨の部分は塗りのない竹が使われ地紙は白色です。
一方で女性用の末広は骨の部分が黒っぽい漆塗りで、地紙は表が金色、裏が銀色です。ぱっと見て区別のつく違いがあるので、知っていれば間違えることはないはずです。

末広の差し方

まず、末広の差し方についてのポイントをご紹介します。
自分の左胸側、帯と帯揚げの間に、扇の要(かなめ、根元)の方から差し込みます。末広は、要側に差し込みやすいように丸みがつけてあるのも特徴です。
末広の頭は帯の上から2~3cm程度出るように調整しましょう。あまり飛び出すぎているのは不格好とされます。向きは、金色の面が相手から見えるように差すのが一般的です。

末広の持ち方

次に、挨拶の際どのように持つかというと、右手で末広の要を持ち、左手は末広の下側を受けるように軽く添えてください。高さはおへその少し下、手を組むあたりです。
集合写真などで椅子に着席する場合も、同じように末広を持ったまま、手を膝の上に置きます。

末広は扇子と同じ形ですが使い方が違っていて、広げて扇いだりはせず、挨拶の道具として使います。挨拶する際は胸元にある末広を手に持って立ち、挨拶が終わったら、ご自身で帯に差します。地面から垂直でも間違いではありませんが、やや右手に向けて斜めにしておくと、抜き差しがしやすく、挨拶の所作もスムーズになるのでおすすめです。

末広は結婚式以外の場所でも使える

末広は結婚式以外の場所でも使える

ちなみに、末広は結婚式で留袖のときに使うだけではありません。お子様の入学式や卒業式の訪問着など、お祝いごとでフォーマルな着物を着る際は、 結婚式用の金銀の末広が、そのまま使えます。
そもそも正装用の小物なので、身につけていてマナー違反になることはないのでご安心ください。
カジュアルダウンした装いであれば、帯の色に合わせたものに変えるなど、アレンジしても大丈夫です。

ただし、結婚式で留袖のときは、金銀以外の末広は礼装のマナーから外れます。ご自身で末広を購入して同じものを使っていきたいとお考えの場合は、金銀のものを選ばれた方が良いでしょう。
また、結婚式で末広がないのは大問題です。小さいものですが、用意し忘れていないか、必ず確認することをおすすめします。小物もセットのレンタルプランであれば最初から入っているので安心です。

まとめ

フォーマルな着物の留袖は、末広などの小物にもマナーとルールが存在します。
普段から着物を着る機会が少ないと難しいものに感じがちですが、京都の老舗ワタベウェディングの衣裳レンタルyouRSTYLEなら、帯と必要な小物もフルセットでお届け。何を揃える必要があるのか、など難しいことは考えずに安心してご利用いただけます。
ご心配事や疑問は、お問い合わせフォームでご連絡いただければ、経験豊富な専門スタッフがお答えします。ネットからお気軽に、お好みの着物を選ぶ楽しさをご体験ください。

コラムカテゴリー

実施中のキャンペーン