モーニング
#選び方#マナー#着こなし
2024.05.24

結婚式で着用する【モーニング】着用ルールやマナーを解説

結婚式で新郎新婦のお父様が着用するモーニングは、男性のフォーマルスタイルの中でも最上級の正装とされるもののひとつ。父親という立場上ゲストに失礼がない装いはどんなものか、ルールやマナーを含めてご紹介します。

結婚式で着用するモーニングとは

結婚式で、新郎新婦のお父様が、黒くて後ろの裾が長い衣裳を着ているのを見たことがありませんか? その多くが「モーニング」。もともとは「モーニングコート」という名前の、黒無地で前が短く後ろが垂れた上衣と、共布(ともぬの)のベスト、黒ではなく縦縞のスラックスを組み合わせた、男性用の礼服のことを指します。

古くは上衣の裾が前も後ろも長い「フロックコート」が主に着用されていましたが、最近では時代衣裳として映画やドラマの中くらいしか見かけなくなりました。

現在の日本では、結婚式や改まった場に出るときに男性が着用する衣裳は一般的に「モーニング」であることが多く、冠婚葬祭などの場で男性が着用する格式の高い「正礼装」として定着しています。

ほかのスーツとの違い

お子様の結婚式で何を着ようか、「礼服なら持っているから、それを着て出席できないか」とお考えになるお父様が時々いらっしゃいます。この場合の礼服というのは、モーニングではなくブラックスーツであることが多く、スーツの中では「ディレクターズスーツ」の次に格が高い「略礼装」ですが、それでもモーニングと同じ正礼装ではなく、平服の部類に入ります。

ゲストをご招待する際に「平服指定」のドレスコードを設けて新郎新婦もスーツとワンピースなどカジュアルな衣裳を着用、そのような結婚式であれば、新郎新婦の父親がブラックスーツを着るのも問題ありません。

ただし、ゲストはカジュアルな装いであっても、新郎新婦の衣裳が略式でない限り、お父様の服装はゲストではなく新郎新婦に準ずるものになります。新郎新婦がタキシード&ウエディングドレスの場合、お父様がブラックスーツだと略礼装で、格が合わなくなってしまうため避けたいところです。モーニングであれば問題ありません。

ちなみに新郎新婦が和装の結婚式で、お父様も和装をご希望の場合は、新郎と同じ「黒の五つ紋付羽織袴」となります。もちろん、洋装でモーニングを着るのもOKです。

燕尾服とモーニングの違い

モーニングと同じようにジャケットの後ろに長い裾がある男性の礼装で「燕尾服」(テイルコート)というものがあります。名前のとおり、後ろは燕(ツバメ)の尾を思わせる裾があり、前から見るとジャケットの丈は短く、四角いフォルムにカットされています。
モーニングではジャケットは裾にかけて曲線にカットされているので、前から見たフォルムがモーニングと燕尾服では違います。

燕尾服のジャケットの襟にはモーニングにはない同色の飾りが入り、フロントのボタンは6個。スラックスにも飾り(側章)が入ります。このように、見た目や細部もいろいろと違いますが、最も大きな違いは着用する時間帯で、燕尾服は主に夜に着用する礼装です。

もともとモーニングは、名前のとおり午前中から午後6時までに着る正礼装で、午後6時以降に着るなら燕尾服。つまり、時間帯の違いがありました。いまでも指揮者など音楽家、国家的・国際的な儀礼では燕尾服が着られていますが、私たちが冠婚葬祭や式典で着る正装としてはモーニングが一般的です。

タキシードとモーニングの違い

礼装というともうひとつ、「タキシード」を思い浮かべる方もいらっしゃるでしょう。タキシードは丈の長いコート型ではなく背広型の上着で、黒の蝶ネクタイをつけます。

タキシードは本来、夜間用の略礼装で、同じく夜の正礼装である燕尾服より格は下になります。
日本では、新郎衣裳としてタキシードが主流になりましたが、両家を代表する立場になるお父様は、タキシードよりも格の高い正礼装のモーニングを着るのが一般的です。

父親の礼装はモーニングが基本

結婚式の列席衣裳は、主催となる新郎新婦を基準に、両家で格を合わせて選ぶことが大切です。
堅苦しいルールというよりも、後になって気まずい思いをしないためのマナーで、当日だけではなく写真は長く残ります。衣裳は何を着るのか、両家で事前に相談して決めることをおすすめします。

欧米では、結婚式や式典が行われる時間帯に合わせてモーニングと燕尾服を使い分けることが多いですが、日本では昼夜を問わずモーニングが一般的。
そうなった理由としては、和装では昼夜で礼装を区別する概念がなく、時間帯で使い分ける欧米流のドレスコードがなじまなかったとも考えられます。

主役の新郎新婦が和装であれ洋装であれ、お父様はモーニングでお母様は黒留袖、この組み合わせが最もしっくり来るのが、日本の結婚式の現状です。

新郎の衣裳との違い

ドレスコードで考えると、新郎とお父様は最も格の高い礼装が求められ、それはモーニングになります。

実際には、新郎の衣裳は夜でなくてもタキシードを正礼装として選ばれることが多いです。
「新郎の衣裳の格を一番高く」という考え方から、新郎がモーニングを選ぶことも考えられます。
その場合、新郎とお父様がどちらもモーニングを着ることになり、新郎は白やグレー、ネイビーなど新婦のドレスに合わせて黒以外の衣裳を選ぶこともできます。
お父様の方は黒×グレーが基本になりますが、新郎の衣裳や両家で色を合わせることにして、ベストやネクタイの色味を変えてみるのもおしゃれです。

お父様用モーニングのスラックスは、比較的ゆったりとしたつくりのストレートで体型を拾いにくいものが多く、どなたでも比較的合わせやすいデザインです。
しかし最近は細身タイプのデザインも選べるようになっています。

モーニングはレンタルがおすすめ

特殊な仕事や立場の方を除けば、自分用のモーニングを持っていて日常的に着用する、という人は少ないでしょう。結婚式のためだけにわざわざ新調するのは、保管やメンテナンスの手間がかかります。
その後モーニングを着用する機会も想定できないのなら、必要に応じてレンタル衣裳を利用するのがおすすめです。

最近ではお父様のモーニングも、サイズはもちろん色やデザインをたくさんの選択肢から選べたり、トレンドを取り入れた細身タイプのスラックスも用意されていたりするので、体型やお好みに合わせてぴったりの一着を選ぶこともできます。

まとめ

ワタベウェディングが運営するレンタル衣裳サイトyouRSTYLEでは、結婚式でお父様が着られるモーニングと必要な小物10点のセットをレンタル可能。サイズとデザインをお選びいただいて指定の日時・場所にお届けする手軽なネットレンタルは、料金がリーズナブルで、お母様やご家族の衣裳と一緒に申し込むと、さらにお得なセット割引もあります。
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